5月4日 尾久図書館

 尾久図書館に予約していた本を借りに行く「萩原恭次郎 死刑宣告」・「山村暮鳥全詩集」。
 帰りに隅田川沿いをどこまで行けるか。
 小台橋から右岸は上流あらかわ遊園を越えて北区堀船白山神社まで。左岸は下流新しくできた島忠ホームズを越え尾久橋、ケーズデンキまで。小台橋から尾久橋までのわずかの間に川幅がかなり広くなったように感じられる。
 

5月2日 一箱から外市へ

 11時ジャストに「古書ほうろう」着。もうかなりの人だかり。その中で岡崎さんは悠然と構えていらっしゃる。開始と同時に早速売れていく。洲之内徹「絵の中の散歩」を購入。昨年に続き「エロ」を引く。「吉でなくエロ。エロは人間の基本 堂々とエロ本を買え」「お言葉 やってやれないことはない やらずにできたらなおこわい」(んんー名言だなあ)あなた向きの本「塩山芳明 エロ漫画の黄金時代」。とある。塩山さんの本既にサイン入りで持っている2冊。エロだらけか。。。この次のスポット「花歩」では塩山さんにお会いできるのだ。「OMIOAI BOOKS」さんで1冊購入。シンプルなブックカバーに内容の一部が印刷され、著者の性別と職業のみが記されている。その本は赤い糸で結ばれビニールに入っている。あなたと私は赤い糸で結ばれているということですね。タイトルはわからない。これを元に気に入った本をさがす。男性/小さな出版者の編集者。を購入。帰ってからあけるのが楽しみだ。ブックマークナゴヤの公式リーフレットを頂く。中をめくる。名古屋もスゴーイことになっていた。行きたい。あとになってわかったが、ブックマートNAGOYAの岩上さんだったようだ。
 次は「花歩」。嫌記堂さんで「植草甚一 東京案内」何時か巡り合えると思っていたがここだった。「連日ですね」と声を掛けて頂く。塩山さんもお疲れ様です。
 「コシズカハム」ここでは迷ったが購入なし。なんと「とみきち屋さん」が助っ人でいらした。気づかずに申し訳ありません。
 「アートスペースゲント」ここの雰囲気は好きだ。昨年ここで出されていた「とみきち屋さん」ラインナップを思い出す。「貸しはらっぱ音地」「藍と絹のギャラリー」頂いた「やっぱり本を読む人々。の100冊+20冊文庫リスト」読み心をくすぐられます。「老人ホーム谷中」版元ドットコムの冊子買えばよかった。(続く)

5月1日 外市

 都電で、鬼子母神にお参りしてから外市へ。今日は上着は要らなかったなあ。汗をかく。Pippoさんに声をかけられる。ポエカフェなどの話を聞く。上り屋敷に出ていた「宝玉」鑑定でるかなあ。明日の楽しみ。しかし、Pippoさんとお話しするときはいつも緊張してしまい要らないうことまで言ってしまうのは困ったものだ。
 古書現世
  別冊太陽 近代詩人百人
  詩人と詩集 野田宇太郎 沖積舎
  草野新平詩集 ハルキ文庫
  近代日本の異色建築家 朝日新聞社立原道造の章あり)
  洋館意匠 長谷川尭 鳳山社
 丸三文庫
  馬込文学地図 近藤富枝 講談社
  日本異界絵巻 ちくま文庫
  走る歌 江ノ電 伊藤海彦 朝日文庫
 ほか
  東京 陣内秀信 文春文庫
  井上洋介木版東京百画府 解説種村季弘 
帰りに 古書ほうろう により、「かっぱ」のストラップ購入。
羽鳥さんが居合わせる。

4月29日 一箱古本市と結婚式

 一箱古本市は11時から。結婚式は13時30分集合。1時間あれば間に合うとみて、止せばいいのに式服で一箱古本市へ。残念ながら「古書ほうろう」と「ギャラリーKINGYO」「市田邸」はあきらめて「旧安田邸」からスタート。
 早速、ドンペイさんの一箱古本一用箱を拝見。「アート・ハウス あ」さん?が使用されていたのだったか。これはいい。家にも置きたい。みなもと太郎「冗談新撰組」を購入。「古書パタリロ」wamezoのお二人は良くお見かけしている。「東京案内」を購入。「柏舎」は谷根千の仰木さんがお店番。
 「千駄木の郷」。「だいこん洞」さんでは「ブルーガイド旅読本東京江戸紀行」籤を引いてクイズに正解し50円引き。毎回楽しませて頂き感謝。
 やってきました「羽鳥書店」狭い(ごめんなさい)けど非常に清潔感のある事務所内に飾られた山口晃さんの原画やらグッズやら。綺麗に飾られていて見ごたえあり。鴻池朋子さんのスタンプ3種押させていただく。今はもう作ってないそうだ。1日だけでは残念ですねとお話しすると。「ええ休日出勤ですよ」と、かの有名な「糸日谷さん」とお話できた。早い時間に伺えてよかった。「山口藍作品集ほがらほがら」の出版が待ち遠しい。羽鳥さんもいらっしゃり声をかけていただいたが、羽鳥書店祭りでたくさん安く本を頂いたお礼を忘れてしまった。
 団子坂を下り、「クラフト芳房」「往来堂」を通り「根津教会」へ。
 「じんた堂」さん。目の前で「私説東京繁昌記」「東京気侭地図」若い女性に売れていく。何か良い光景だ。最近「之潮」という出版社が気になっている。じんた堂さんでその「之潮」の「川の地図」を販売されている。なぜ、か聞きそびれてしまった。「季刊Collgio」を頂く。東京の地形に興味を持つ者にとって、これは非常に面白い読み物だ。バックナンバーがすべて読みたい。「江戸・東京地形学散歩 災害史と防災の視点から」これも必携か。bk1に在庫あるかな。
 並びを見て行き、戻ろうとすると、なんと会社の同僚が居るではないか。びっくり。性格が悪いという生田耕作「黒い文学館」とブックカバーを購入。時間がないので次へ向かう。いや根津神社界隈は人が多くすごい事になっている。
 「COUZT CAFE 藍い月」で一番楽しみにしていた憧れの「とみきち屋」さん。ちくま日本文学全集木山捷平ちくま文庫八木重吉全詩集1.2」を購入。いつもお気遣い頂き感謝。このあとのことも考えてセーブする。となりの「文庫善哉」さんで、日本の名随筆「散歩」川本三郎編を見つけ即購入。とみきち屋さんから「まだいたのー」との声に送られていざ結婚式へ。
 このような時でないと顔を合わせない親戚一同にあいさつができ、従兄弟12人中10人にも会えた皆元気そうで何より。今日は仏式。本殿にて100人以上の結婚式、弦楽の生演奏で始まり、笙や篳篥・横笛に代わり、お経へ。三三九度や指輪の交換もあった。何か不思議な感じがする。今日の驚きはこんなものではなかった。披露宴はなんと530人を超える人数。す、凄い。17時から21時を超えるなんとも盛大な、心温まる宴だった。新郎の最後のお礼の言葉には皆微笑んだ。幸せになるに違いない。
 22時過ぎに帰宅。様々なサプライズもあり、楽しい心温まる1日だった。
 明日は仕事だ!

4月25日 「創業1周年記念 羽鳥書店のつくりかた」

出版関係勉強会「でるべんの会」Special
一箱古本市week 2010 in 不忍ブックストリート
「創業1周年記念 羽鳥書店のつくりかた」
◆講師
羽鳥和芳(株式会社羽鳥書店代表取締役
聞き手:南陀楼綾繁(ライター・編集者)

創業1年、法律・美術・人文書を中心に出版する千駄木に根を下ろすの「羽鳥書店」。大手出版社すら苦境に陥る出版不況のなか、羽鳥さんはどのような思いで出版社を立ち上げ、日々の本づくりを続けているのか……。東京大学出版会時代の体験も含めて、南陀楼綾繁さんが聞きました。会場は東大農学部内のバー〈S University of Tokyo〉。ここがまた雰囲気がいい。

4月24日 今日までの2週間の収穫

 ここ週末は「古書石英書房」そして「古書ほうろう」。田端から千駄木へぽこぽこ散歩。ルートは幾通りもあり楽しい。
 久しぶりに忠敬堂に入る。額入り「尾張屋版駒込絵図」28,000円也。もうすぐ従兄が結婚する。その結婚式祝いにするにはどうかなあ。西武デパートで箸と箸箱を買って千駄木へ戻り「いせ辰」で小風呂敷に包んでもらう。

 古書石英書房
  江戸切絵図散歩    池波正太郎 新潮文庫
  続江戸の坂東京の坂  横関英一  中公文庫 ※正編は所蔵
  小松崎茂 昭和の東京 根本圭助  ちくま文庫
  江戸東京物語 上野日光御成道界隈 新潮社
  江戸東京物語 池袋・中仙道界隈  新潮社 ※全5巻揃う

 田村書店
  東京徘徊 冨田均 少年社

 古書ほうろう
  【よむ】1992年2月号 特集同潤会アパート60年
    藤森照信+森まゆみ/川本三郎
  東京人2009.11 特集映画の中の東京
  京都書院アーツコレクション装幀集

 不思議
  四季彩 かじのこういち写真集 京都書院アーツコレクション